トップページ > ウルトラマンティガ > レイビーク星人


第13話  『人間採集』より  誘拐宇宙人 レイビーク星人
NEW ULTRA―WORLD ULTRAMAN TIGA SERIES NO:009
 

ある夜、シンジョウ隊員の従兄弟であるシンイチ少年が夜道を歩いていると、黒い頭に黄色い目をしたスーツ姿の異性人が現れ、通り掛かったサラリーマンが奇妙な光線銃で吸い取られてしまう瞬間を目撃する。それは地球人を奴隷にする為に捕獲しようとやって来たレイビーク星人の仕業だった………。人間標本を作ろうと人間を採取した、あのダダに通じる一遍である。



レイビーク星人、番組で見るよりも先に娘と一緒にウルトラマンショーで見た。まぁガラが悪いのなんの、どこぞのチンピラ風情で貫禄も何もあったもんじゃない。嘘を付くのはもちろん、騙して、脅して、反省の色まで示しておきながら欺き、ウルトラマンをピンチに陥れる。しかし、最後にはこっぴどくやられてお終い。痛快なほどの噛ませ犬役だった。さて、そんなレイビーク星人をいよいよ塗装する日がやって来た。DVDを取り寄せて観ると、なんとまったくショーと一緒。気持ちいいくらいにずる賢いレイビーク星人がそこにいた。最後もティガにこっぴどくやられてお終い。だから、ハッとするぐらいカッコいい完成品を目指す事にした。  
塗装は艶消しブラックで全身を覆い、エナメルのブラックでしっかりと墨入れ。マントやブーツにはクリアーを重ね塗りして服との質感を変えてみた。顔はベースにブラックグレー、その上にシルバー、そしてゴールドをドライブラシ。下地が消えないよう手加減しながら行った。颯爽とポーズを決めたレイビーク星人、風にひらめくマントがなんとも決まっている。

全高 全長 重量 原型
140mm 55mm 95g 造形村