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第24話  『行け!怪獣探検隊』より  強酸怪獣 リトマルス
NEW ULTRA―WORLD ULTRAMAN TIGA SERIES NO:014
 




上に鞭、頭が下にあるとくれば思い浮かぶのは誰しもツインテールだと思う。新マンきっての、いや、千体を越えるウルトラ怪獣の中でも知名度とインパクトは抜群である。リトマルスのデザインを見た時、「これは丸山氏のツインテールに対するリスペクト、デザインを担当した池谷氏に対してのシオマージュだ」と思ったのだがどうだろう。フジツボと水晶が共存しているような体表、足元は回転するモップで路上を掃除する清掃車そのもの、これでわさわさと動くのだからたまらない。
リトマルスもJr.ワールドにおいてはバキシムやオクスター同様大きい。纏のような飾りのついた長い両手を取り付けると邪魔で仕方がない。とはいえ、これがリトマルスの特徴の一つ、諦めてパテ埋めし、しっかりと取り付けた。鞭のような手の節、身体の縁にグレーを吹き、水晶のようなデッパリと足元のモップにはマルーンをベースに使った。全身にはブラウン系を、赤い部分にはピンク系でドライブラシを行った。よく見ると顔の下半分は薄っすらと青い。そこに注意しつつイメージを損なわないように、そして他の体表部分と違和感が出ないように塗装する。ポイントはリトマルスの目、ヤギやヒツジといった草食動物の優しい目なのだ。なのにコヤツは強酸で樹木を枯らしていた。外見に騙されてはいけないという教訓か………?



全高 全長 重量 原型
210mm 165mm 400g 造形村