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第1話  『輝け!ウルトラ五兄弟』より 第52話 『明日のエースは君だ!』まで 
VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:037
 


ウルトラ五番目の兄弟、男女合体変身、怪獣よりも強い超獣、そして色、形、どれを取っても多彩な光線技の数々――、ウルトラマンエースはそれまでのウルトラを超えようと果敢に挑戦した作品だった。だが、子供の頃の正直な思い出としては、男女合体変身にとても抵抗感があった事………。女の子と合体して変身するのがなんともイヤだった………。これが一つの契機となって僕はウルトラから離れ、しばし仮面ライダーへの道を驀進していく事となる。当時の仮面ライダーは問答無用にカッコ良かったからなぁ。
エースTYPETの原型は町田氏が行った。少々小振りで作られており、いかつい怪獣達と並べると弱そうに見える。だからと言う訳でもないのだろうが、選択したポーズはウルトラギロチンだ。だが………ギロチンが見えないと、槍投げか盆踊りか、なんとも間の抜けたポーズに見えてしまう………。  
他の兄弟達と同じようにベースはグレーでスタート。その上から全身をくまなくシルバーでMAX塗り。そして細筆を使って赤いラインを描き込んで行く。赤いラインは色々試してみてモンザレッドが一番しっくりくるような気がする。エースの目はかなり黄色が強い。淵にブラウンを置いて中央にイエローを吹いたのだが、ブラウンがすっかり消えてしまった………。  
エースの声、銭型警部の声でお馴染みの納屋さんである。あの特徴的な踏ん張り声、一度聞いたら耳から離れなくなる。



全高 全長 重量 原型
150mm 120mm 50g 町田 進