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第30話『まぼろしの雪山』より第39話『さらばウルトラマン』まで  ウルトラマン(C) TYPET  
VOLKS JUNIOR ULTRA WORLD NO:001
 

敢えて何も語る必要すらない。それほどウルトラマンは日本人に、いや、世界中の人々に知られ、かつ、愛されている。ウルトラマン、出身は通称光の国と呼ばれるM78星雲である。年齢は2万歳。身長40m、体重3万5千t。マッハ5のスピードで空を飛ぶ。必殺技は両手を交差させて放つスペシウム光線と、リング状のエネルギーを相手に向って投げ付けるウルトラスラッシュ、別名八つ裂き光輪がある。もちろん、日本人としてこれくらいは常識ですよね。えっ、知らないって………。



ウルトラマンの呼び名はウルトラマンのみであり、決してそれ以外にはあり得ない。では、ウルトラマンという偉大なネーミングは一体誰によって名付けられたのか?不慮の事故が元でウルトラマンと一身同体と化したハヤタは、フラッシュビームを焚いてウルトラマンに変身する。見事ベムラーを倒したウルトラマンは空の彼方に飛び去った―。かのように見えたが、ハヤタは言う。「彼が乗って来た宇宙船は故障して、自分の星には帰れなくなった」と……。彼、彼と宇宙人の事を親しげに呼ぶハヤタに向ってイデが突っ込む。「名前はなんて言うんだ?」名前などない、一度はそう否定したハヤタだが、即座にこう切り替えした。「そうだ、ウルトラマンてのはどうだ」。この一言でウルトラマンは未来永劫ウルトラマンという呼び名に決定したのである。さて、この時すでにハヤタはウルトラマンと同化していた。当然、意識も一つに繋がっていたと推測される。だとすれば、一見思いつきのように言ったウルトラマンという名前は、案外、ウルトラマンの本当の名前かもしれない…………。ウルトラマンと言えば誰しもがこの顔を思い浮かべるのではないだろうか。ウルトラマンCマスク。出演作は10本と一番少ないが、このCマスクでウルトラマンのイメージは完全に固まったと言える。Jr.ウルトラワールドの記念すべき第一号として、偉大なシリーズの幕開けに相応しいものとして、圓句氏は見事なファイティングポーズのウルトラマンを完成させた。


全高 重量 材質 原型
155mm 96g ウレタン樹脂 圓句 昭浩