2008/2/19 火曜日

『タイミング』

小森陽一日記 18:02:36

高知より戻ってホッとする暇もなく、2泊3日で上京した。また美味しいもの食べて気持ちよーく飲んでと思われる方もいるかもしれない。もちろんそれは否定しない。―――が、東京での僕は本当によく働く。今回も打合せ三昧の時間を過ごした。

講談社のマガジン編集部で打合せをする前、社屋と写真棟を繋ぐ渡り廊下へと向った。まったく知らなかったのだが、そこは講談社に所属するカメラマンさんの個展会場になっている場所なのだそうだ。廊下は直線で20mほど、片側はガラスなので写真はもう片方の壁際に並べて展示される。当然、限られたスペースという制約がある訳だから、誰もかれもが個展を開けるものではない。作品のクオリティーはもちろん、写真部の長の厳しい選択眼に適わなければここに写真を飾る事は出来ないのだ。そんな厳しい競争を勝ち抜いて目下展示されているのは怪獣達、それもどこかで見慣れたものばかり………。「ULTRA WORLD COLLECTION」の撮影を行った米沢カメラマンが、今回その栄誉を勝ち取り、個展を開く事と相成った訳である。おめでとう、米沢さん!!

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編集部でMさん、Tくんともろもろの打合せを行った後池袋へ移動、「トッキュー!!」の打合せはアンコウ鍋を囲んで行われた。今回、アンコウ鍋をリクエストしたのは久保ミツロウ、おかげで僕も不思議な味を堪能する事が出来た。その後、他のメンバーと別れて僕はツインズのS氏、小学館のKくんと合流、もろもろの打合せを夜更けまで行った。
次の日もツインズのS氏と打合せの続き、夕方より講談社で打合せ、夜は日テレS氏と銀座でお刺身をつまみながらの打合せ、やがて日本アカデミーに出席していたM監督とAPのSさんが加わり、日付が変る頃にはツインズのS氏もやって来て話をしたのだった………。どうです、ちゃんと仕事もしてるでしょう。

さて、今回どうして副題を「タイミング」としたのか?これからそれについて語りたいと思う。以前よりそうなのだが、僕が打合せで上京したり取材旅行に出掛けるタイミングでなぜだか娘が熱を出す。旅先から自宅に電話すると「実はね………」と妻が言う。僕も当然そうなのだが、仕事仲間も「また………?」と言う。それくらいこのタイミングは普遍化しているといってもいい。そして今回もまた………である。自宅に戻ったら娘の様子がおかしかった。あきらかにいつものキレがない。
おでこを触ると案の定熱っぽかった。次の日には40度近くまで熱が跳ね上がり、腹痛、頭通、ついには嘔吐までやってきた。これはいかんとすぐに病院に運ぶ。すると………インフルエンザA型。軽い脱水を起こしていたので点滴まで受けたのだった………。

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仕事で寝不足、帰ってからも看病で寝不足………、これは久々の大型バッドタイミングの到来である。死にそうな顔で苦しむ娘の顔を見るとそうそう眠る訳にもいかず、とにかく落ち着くまではと頑張った。そして今、病は癒えて………相変わらず憎たらしい悪態を付く娘へと元通りになっている。それはまぁ百歩譲っていい。ただ次からはこのタイミングを外してくれ。きつい………。頼むから………。

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