2008/4/1 火曜日

『春眠暁を覚えず』

小森陽一日記 20:06:13

春が来た。ここ数日、ポカポカ陽気が続いている。外を眺めているとフラリと散歩に出たくなる。ゴロリと横になってうつらうつらと惰眠を貪るのもいい。集中力も低下気味………。この時期は1年で最も一番原稿を書くスピードが落ちる。

動物にも春ボケがあるのかどうかは知らない―――。
先日より外構工事が始まっている。コンクリートを敷き、柵を付け、犬小屋を据える。マイを迎える準備が着々と進んでいる。そんなお昼にほど近い時、妻が庭先から僕を呼んだ。その顔付きから緊急を要するものではない。むしろ楽しいというかおかしいというか、妙な事が起こったんだろうと見て取れた。指をさす方向を見るとカラスがいる。ザクザクと土を掘る外構屋さんのすぐ隣で、逃げようともせず、目を白黒させてじっとしている。
「何、あれ………?」
妻に尋ねるとこれまた妙な答えが返って来た。「ドン」と何かがぶつかった音がして外に出て見ると、
「これが落ちて来たんですけど………」
外構屋さんがカラスを抱えて立っていた――――そうである。脳震盪を起こしたらしくしばらくは膝を折り、ぐったりして動かなかったそうだが、僕が見た時には飛びこそしないが立ち上がってしきりに辺りを見回していた。警戒心が強く頭のいいカラスが居眠り飛行で屋根だか壁だかにぶつかる………。まさしく春眠暁を覚えずである。

20080401-1.jpg

最後は羽を広げて飛び立って行った。ご丁寧に捲きフンをして………。

追記
前回ブログに書いた競技会、昨日、訓練士さんから第3席の記念メダルを渡された。赤ん坊の時はなんにでも噛み付き大暴れしていたマイ。将来を悲観する事すらあったが、まさかこんなメダルを頂く事になるなんて思ってもみなかった……。

20080401-2.jpg

(C)CopyRight Yoichi Komori All rights reserved.